地区のつどい
更新日 平成18年2月6日


見て見ぬふりをしないー8会場で「地区のつどい」 携帯電話の危険性などを学ぶ

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 平成18年2月4日(土曜)、「地域の子 声かけあって 見守って」を合言葉に流山市環境浄化推進委員会による「地区のつどい」が公民館や小学校など市内8か所で行なわれました。鰭ヶ崎小学校体育館では、100人を超えるPTAや民生児童委員、青少年相談員などの関係者が集って、地域での実態調査の報告や日本ガーディアン・エンジェルスなど外部講師を招いての講演会などが行なわれました。冒頭、南流山地区の山崎英彦会長が「TXが開通し南流山も繁華街が多くなり子どもたちが非行や犯罪に巻き込まれないよう地域が一丸となって子どもたちを見守ることが必要。外は冷たい北風が吹いて体育館は寒いが、心は熱く持って地域の子どもたちは地域で育てていきましょう」と呼び掛けました。


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 「大人が知ろうとしない子どもの世界」と題して行なわれた日本ガーディアン・エンジェルス・柏支部長・川鍋伸治さんの講演では、1979年、ニューヨークの犯罪多発地域であったサウスブロンクスで、現総代表であるカーティス・スリワほか12人の若者たちにより、ガーディアン・エンジェルスは誕生したという発足経緯から"Dare to Care"(あえて、世話をする、見て見ぬふりをしない)をモットーに世界で活動を展開していることを紹介しました。柏の若者文化発信地としての盛り上がりと共に犯罪の発生率も増加し、柏支部は「見て見ぬふりをしない」をモットーに県内初の、そして国内5番目の組織として発足し、松戸、千葉と並び県内にはまだ3組織しかない実情を披露しました。そして、大人も子どもも、人やまちの様子をいつも気にする習慣をつけることが大切と呼び掛けました。


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 続いて行なわれた「親と子の情報ネットワークASU・ナビ」の久光貴子さんは「初めて携帯を持たせる親のために」と題して講演。柏消費生活生活センターでも活躍している久光さんは、子どもに携帯電話を持たせるという事は、保護者にしてみれば、子どもを遊園地のゴーカートに乗せてあげたような感覚でも、実は一般公道を走るF1並の性能を持った車を与えたようなもの。保護者の思惑とは違う携帯電話の使い方をする子どももいること。メールが来たら時間構わずすぐ返信、深夜までゲームに熱中し、ときには好奇心から「出会い系サイト」や「アダルトサイト」を覗くこともあり、不当請求を受けたり、どこの誰とも分からない人とメル友になったり、「出会い系サイト」では犯罪に巻き込まれたり、時には子ども自身が犯罪者になってしまう危険さえあることを強調しました。そして、携帯電話の料金も子どもから発せられたシグナルだと思ってほしいと呼び掛けました。



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