利根運河の朝もや
更新日 平成18年2月27日


利根運河の早朝 幻想的な朝靄の風景が出現

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 この季節、晴れた早朝に利根運河を散策すると朝靄に浮かぶ幻想的な運河の風景に出会うことがあります。利根運河は柏市舟戸から流山市深井新田の間を結ぶ8.5キロの運河です。スエズ運河やパナマ運河に比べれば小さな運河ですが、日本では大変大きな運河です。東武野田線運河駅を降りればすぐ利根運河の堤を散策できます。早朝の幻想的な運河も見ごたえがありますが、4月上旬からは桜並木もきれいです。川面には水鳥も遊ぶ利根運河は四季折々の表情で私たちを楽しませてくれます。


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 運河駅から徒歩約5分で運河の歴史が学べる「利根運河交流館」に着きます。国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所の中にあります。明治23年の完成以来、江戸川−利根川間を結ぶ水運ルートとして長年にわたって利用された利根運河。その後、時代の移り変わりを反映して、役割・機能の変化を余儀なくされてきましたが、運河および周囲の里山に残る豊かな自然はむかしも今も、周囲に暮らす人々の憩いの場として愛されています。


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 利根運河交流館では、利根運河の歴史や周囲の自然環境、さらに運河の建設に大きな役割を果たしたオランダ人技師A.T.L.ローウェン・ホルスト・ムルデルに関する資料を展示しているほか、情報発信・交流の拠点としてさまざまな活動を行っています(流山市西深井836、開館は9:00〜16:00、休館日は土日・祝祭日・年末年始、電話04-7152‐0102)。曲線美と豊かな緑が魅力の利根運河は流山が誇る憩いのスポットです。早春の一日、散策されてはいかがでしょう。



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