ヤングミュージックフェスティバル
更新日 平成18年3月6日


手づくりの若者音楽祭 涙のエンディングに大きな拍手

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 若者たちの祭典、「第3回流山ヤングミュージックフェスティバル」が、平成18年3月5日(日曜)、文化会館大ホールで行われ、多くの音楽ファンが若いミュージシャンのライブステージを楽しみました。協賛企業探しからポスター、チラシづくり、舞台設営、司会進行まですべてを自分たちで企画運営した手づくりの音楽祭で、主催は同フェスタ実行委員会(海老原乃江実行委員長)。ロビーでは、このイベントに協賛してくれた保育園や文化団体、環境サークルなどがバザーを行ない、側面からイベントを盛り上げてくださいました。


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 ジャンルを問わず、参加資格は「音楽が好きな若者(…と思っている人)」というだけに、この日のステージには、高校の制服姿のバンドもあれば、大学生の吹奏楽あり、親子で踊っているロックソーランあり、松山千春を熱唱する白髪も素敵なお父さんバンドありと老若男女がロックからアコースティックギター、エイサー太鼓、沖縄音楽バンドなどで盛り上がりました。演奏や歌だけではなく、司会やタイムキーパー、舞台転換など準備から後片付けまでをするのが前提の14バンドが出演しました。


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 「学園祭のノリで楽しもう」と3年前から始まったヤングミュージックフェスティバルですが、1回目から出場しているFAR OFFは、リーダーのサンシンを中心にベースやドラム、ピアノ、ギターという5人組の沖縄音楽バンド。かつては不登校だった時期もあった人々で構成されています。最近では福祉施設での慰問演奏なども行なっていましたが、この日は、「メンバーがそれぞれに進学や就職、本格的な音楽活動など春から別々の道を歩み出すので、フルメンバーでの最後の演奏」と、涙ぐみながら演奏を披露。当時の教職員や仲間も応援にかけつけ、「島唄」などを熱唱し、会場から惜しみない拍手が贈られていました。


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 地元ケーブルテレビ「コアラテレビ」の人気番組「デイリーニュース」のテーマ曲「君への誓い」を歌っている街角ヘブンもゲスト出演し、人気を集めていました。エンディングは、出演者全員が舞台に上がって、客席も一緒にスピッツの「空も飛べるはず」を熱唱し会場がひとつになりました。司会や実行委員長に、舞台で花束が贈られる際には思わず涙声になるなど感動の一幕も。この日の様子は、コアラテレビで3月9日(木曜)18時40分から放送されるデイリーニュースの特集で紹介される予定です。



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