江戸川台駅前商店街振興組合まちづくり委員会（窪田幸一郎会長）は、近隣の方々に趣味や手作り品の発表、展示販売、各種教室の活動や発表の場にしていただこうと「江戸川台東ふれあいホール」の整備を進めてきました。70坪の地下部分を2区画に分けて午前、午後、夜間という単位でご利用いただこうというものです。このほど同ホールの整備が終わり、目を引く看板などが設置されました。

　同振興組合では、東武野田線江戸川台駅前東口広場で、5年前から始めた「駅広ライブ」をはじめ、ことし47回目を迎えた江戸川台納涼祭など趣向を凝らしたさまざまなイベントなどで地元の消費者への還元を行っていますが、今回のホール整備もその一環。郊外の大型店などが進出する中で、商店街の活性化などを模索してきた振興組合では、アンケートなどを参考に空き店舗対策や商店街の活性化、消費者へのサービスなどの観点から、「地元の方々の作品発表の場に」と始めたものです。

　同商店街で喫茶店を営む小倉豊さんは、「自分たちがつくった作品を展示するだけなら公共施設でもできますが、展示販売となるとなかなか難しい。そこで、お客様の往来の多い商店街の中にホールを設けることで、こうしたニーズに応えたい」と語っていらっしゃいます。振興組合では、来春までの借り上げなので、実績を積んで継続したい、若い人たちの声や行動力も取り入れていこうと「小中学生の作品展示を無料にしよう」、「地元の大学と連携しよう」などというアイデアが出ているとのことです。

　作品展示会や各種教室の発表会、お披露目の場、地域の皆さんの交流の場として活用されてみてはいかがでしょうか。料金は半日単位で3000円からで、同商店街でお買い物の際に押印される「江戸川台ふれあいスタンプ満点カード」は1枚1000円分としてご利用いただけるそうです。詳細は同振興組合事務所04−7154−3211（平日10時〜16時）へお問い合わせください。

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ