女性の就業支援と男女共同参画社会づくりの一環として「女性のための再就職準備セミナー」が、江戸川台駅前庁舎を会場に平成18年10月11日、12日の2日間に渡って開催され、再就職を希望する市民26人が参加しました。市と（財）21世紀職業財団の共催で、ハローワーク松戸の後援を受けて開催したもので、再就職の心がまえや面接の受け方等、実践的な就業支援講座となりました。

　第1日目は、「自分に合った働き方を探そう！」というテーマで、講師には、シニア産業カウンセラーの栗原知女先生をお招きして、再就職までのプロセスや適職の見つけ方などを学びました。栗原先生は、「再就職には、自分の長所や短所など自分自身を知ること、雇用状況や業種、職種、資格についての情報を集めて自分に合う働き方を選ぶこと。また、試行錯誤の繰り返しの中で、最後まであきらめないことが大切」と分かりやすく教えてくださいました。

　第2日目は、研修コンサルタントの木本比路美先生が講師を務めてくださり、「面接の極意」というテーマで、企業が求める人材や履歴書作成について説明していただきました。後半では、参加者一人ひとりを対象に模擬面接を行い、その中で面接時に必要なポイントを解説。木本先生は、マニュアルどおりの言葉ではなく自分の言葉で話すこと。そして背伸びしないで、本音で話すことが大切とお話になりました。

　両日とも講座の終了後には、共催の（財）21世紀職業財団から女性が再就職に向けての個人相談会が開かれ、参加者の中から希望者が再就職のプログラムについての指導を受けました。市では、今後も男女共同参画社会づくりをめざして、さまざまな講座や講演会などを企画しています。なお、11月12日から25日までは「女性に対する暴力をなくす運動週間」です。直後に、DVをなくすための講座を開催する予定です。詳細は、11月1日号の「広報ながれやま」でお知らせします。

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