平成18年10月26日（木曜）から生涯学習センターで世界の絵本展が始まりました。同流山実行委員会が主催しました。120カ国・地域で企画・出版された絵本の代表1000点を紹介しています。国連とユネスコの決議による「平和の文化および非暴力の世界運動」の一環として開催されました。

　すべてを手にとって見ることができます。時代を超え、民族を超え語り継がれてきた「ものがたり」の世界。現代アートの担い手たちが感性豊かに描き出した“パノラマ絵本”を初公開。ダイナミックに表現された高さ2メートル40センチ、幅2メートル70センチ〜3メートル60センチのものがたりは圧巻です。絵本の概念を超えた現代美術の試みとして楽しむことができます。

　展示は、「知恵のメリーゴーランド〜世界の絵本たち」、「ミステリー〜知らない世界をのぞいたら」、「コスモス〜わたしという宇宙」、「チャレンジ〜勇気と知恵の宝島へ」、「不思議ストーリーはエールを贈る〜あなたに」などさまざまなテーマ別に見やすく整理されています。

　絵本の収集などには各国の日本大使館や外務・文部科学省など多くの協力を得て集められたものです。主催した実行委員会では、「驚きと知恵あふれる“ものがたり”を通して、親子が語らう好機となり、“読書”への楽しい入り口になれば」と語っています。

　初日となった26日には、幼・保育園関係者や学校関係者、NPO法人、自治会関係者など多数が駆け付けました。会期は31日（火曜）まで。10時〜20時（ただし30日は15時まで）。入場無料。読書の秋、芸術の秋、生涯学習センターで秋の一日をゆったり過ごしませんか。

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