高気圧に覆われた平成19年3月4日（日曜）、流山市でも20・4度を記録し、本格的な春を思わせる汗ばむ陽気となりました。平年より約10度上がったこの日、流山街道の愛称で親しまれている県道野田松戸線沿いを走る車窓などから早咲きの桜を眺めることができたという声が広報担当に寄せられました。イトーヨーカドー流山店前にあるこの桜は、2月16日（金曜）頃に開花。3月4日には、早くも葉が出て、一部では散り始めていました。

　桜が咲いている場所は、地元の人々からは流山糧秣廠跡（りょうまつしょうあと）と呼ばれ 、大正14年から昭和20年に元陸軍糧秣本廠流山出張所（馬糧倉庫）があった場所。現在は、その記念碑と千草稲荷がその面影をいまに伝えています。総武流山電鉄平和台駅のすぐそばにありますので、一足早いお花見に散策してみてはいかがですか。

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