4月27日、森の図書館で子ども読書推進の会主催の「親子で楽しむ昔遊び」が行われました。「お手玉」、「アヤトリ」、「かぶと作り」に親子で挑戦しました。お父さんもお母さんも童心に帰って、子どもたちと一緒に楽しみました。初めはなかなか昔の感覚が戻らず、お手玉もアヤトリも苦戦していましたが、徐々に子どもたちに、上手に教えていました。

　インターネットや携帯電話、テレビゲームなどが普及する中で、こうした昔遊びをする機会がどうしても少なくなっています。家族で一緒に昔遊びを楽しむご家庭もあまりないようです。この日、アヤトリ名人といわれた小学生が、「先生は本です」といった言葉が印象的でした。明日、4月29日（祝日）10時から11時まで、同じく「親子で楽しむ昔遊び」を行います。参加希望の方は、当日直接、森の図書館までお越しください。

　また、5月1日木曜日から6日（振休）まで「子ども読書週間記念イベント」として「読んでみよう！教科書に載っている文学作品」の展示を開催します。児童室では、毎週水曜・土曜の3時から3時30分まで「お話会」を開催中です。さらに、壊れたおもちゃをボランティアで直していただける「おもちゃ病院」も開院しています。なお、開院日は係にお尋ねください。

　流山市の北部に位置する「森の図書館」。その名のとおり森に囲まれた静かな佇まいの図書館です。この季節は、新緑も美しく森を抜ける風もとても気持ち良いです。利根運河にも近く、ウオーキングやジョギングされる方には、トイレ休憩やひと休みされるのにもご利用いただけます。隣接する「東深井古墳の森」は、6世紀から7世紀に造られた帆立貝形の前方後円墳1基、円墳11基の群集墳です。森の図書館にお越しの際に、散策してみてはいかがでしょう。

　また、4月からは森の図書館南側テラスの「緑陰図書館」が再開されました。緑の木陰で読書されていた平方在住の吉田さんは、「視聴覚室で「昔遊び」のボランティアに来ている妻を送ってきましたが、待っている時間にちょうどよいスペースです。森林浴しながら読書できるのは嬉しいですね」とおっしゃっていました。ゴールデンウイークは、ご家族で森の図書館にいらっしゃいませんか？

　森の図書館　電話　04−7152−3200

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