5月5日祝日グリーンフェスティバルでにぎわう流山おおたかの森駅前のSC3階、市主張所ロビーで行われている「流山市日曜情報センター」では、オーガニックな暮らしをめざすネットワーク主催による市民講演会「無農薬で庭を楽しむ」が開催されました。

　講師は曳地トシさん、義治さんご夫妻。私たちにとって身近な自然である庭のおおらかな楽しみ方について語っていただきました。曳地さんご夫婦は埼玉県飯能市で個人庭を専門に農薬を使わない自然環境に配慮した庭づくりとメンテネンス業を営み、また日本オーガニック協会を設立し、庭からの環境保護を広める活動もされてます。

　虫にも植物を食べる虫もいれば、その虫を食べる虫もいる…虫を知ると敵と思っていたが、実は虫が味方だったと気づかされたそうです。ハチも人間が襲う姿勢を見せなければ攻撃してこないなど、虫と共存していく知恵を語っていました。また、庭づくりから環境問題に話を発展させ、紙コップを生態系に見立て土台の一つのコップを抜くと生態系全体が崩れてしまうことをわかりやすく説明。コップの生態系が簡単に崩れる様を見た会場からは驚きの声があがってました。

　会場には立ち見もでる位、多くの方々が参加。熱心にメモをとる方もあり、無農薬と環境保護への関心の高さが感じられました。「ぜひまた講演会を聞きたい」との声があがっていました。

　昨年3月から始まった日曜情報センターはこれまで50以上の情報を流山市の様々な魅力として発進してきました。いま、あなたの発信したい情報を随時受け付けしています。
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