6月3日火曜日、文化会館の和室で「子育てママのセミナー〜あかちゃんといっしょ」が行われ、乳児を連れた15組の親子が参加しました。この日は、食育サポーターの安井志津代さんを講師に、「子どもの脳は食から育つ」、「早寝、早起き、朝ごはん」など食の大切さについての講演や試食が行われました。

　この日は、別室で生涯学習専門員ら職員が調理した「玉ねぎのケーキ」や「ごぼうのクッキー」、「かぶのブラマンジェ」などを参加者全員で試食。「えーっ、これがごぼう？」、「おいしい！これなら野菜も簡単に食べさせられる」などお母さんたちにも好評でした。

　玉ねぎのケーキには、「硫化アリル」という“玉ねぎパワー”があり、疲労や不眠症の改善にも役立つ、また、ごぼうのクッキーでは、「リグニン」という“ごぼうパワー”が腸のぜん動運動を活発にするなど、おいしく試食しながらも役立つ講話が聴け、参加者も、食べたり、メモをとったりと大忙し。講師の安井さんは、市民環境フォーラム・流山で農作業などを中心に食の安全や大切さを訴える活動を続けていらっしゃいます。

　核家族化や家族の小規模化などによって子育ての不安感や孤立感が増大している中で、地域で子育てを応援しようと各公民館で開催されている「子育てママのセミナー〜あかちゃんといっしょ」。公民館で長期にわたって続けられている人気講座です。講師は、今回の安井さんをはじめ助産師の小路和子さん、歯科医師の刈屋陽子さんらが担当しています。

　「子育てママのセミナー〜あかちゃんといっしょ」は、今回の文化会館をはじめ6月から東部公民館で、9月から初石公民館で、10月から南流山センターで、そして11月からは北部公民館でそれぞれ開催されます。6月24日から開催される東部公民館での同セミナーは現在（6月10日締め切り）受講者を募集中です。お問い合わせは、文化会館04−7158-3462へ。

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