8月2日土曜日、新川耕地のホタル野田んぼでホタル観賞会が開催されました。NPOホタル野（前川利夫理事長）が主催したもので、最近では、近隣市でもなかなか見られなくなったホタルを見ようと、市内はもとより松戸市や柏市、我孫子市、野田市から、子ども連れのご家族など約290人が参加しました。

　夜7時を過ぎ、うっすらと闇が田んぼを包み込むと、どこかで「光った！」という元気な声が。NPOホタル野が無農薬で米づくりをしている田んぼのイネの根元で、「チカッチカッ、チカッチカッ」と透明感のあるうす青い光が瞬いています。しばらくすると、「こっちでも光った」、「あっ！飛んだ」、「あんなところにもいる」などと歓声があちこちで挙がってきました。

　このホタル野田んぼには、5月5日に行われた「ホタルの幼虫放流会」で、約1,000匹の幼虫が放流されました。このとき放流された幼虫が無事成虫になり、この日、元気に光を放って参加者を楽しませてくれた事と思います。子どもたちはとっては、自然に触れられた夏休みの良い思い出なったことでしょう。

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