9月19日金曜日、TXグランドアベニューおおたかの森で「NANAMIアコースティック・ライブ」が行われ、多くの音楽ファンが食事や生演奏を楽しみました。22回目となった今回の「駅ライブ」は、18歳のシンガーNanami（今関七海）を中心にした5人組ロックバンドNANAMIが出演しました。

　NANAMIは、4月のファーストシングルに続いて9月10日にセカンドシングル「FLY AWAY」を全国発売、さらに9月13日からに全国で上映が始まった嶋大輔主演の映画「ロックンロール☆ダイエット！」にも出演している人気バンドです。市内では、5月に行われたグリーンフェスティバルに出演し、ノリのよいロックで若者を中心に大きな反響がありました。

　いつもは迫力あるロックを演奏している彼女たちが、この日は、会場の雰囲気に合わせて自ら作詞作曲した「開花前線」をはじめ、スタンダードナンバーの「テネシーワルツ」や「アメージンググレイス」などを午後7時からと、9時からの2ステージで披露。会場の内外にもモニターでライブの模様が中継されました。

　ヴォーカルのNanamiが県内出身ということもあって「千葉県出身のバンド」と銘打っている同バンドは、福岡県出身のギターSHUN、埼玉県出身のドラムA-ya、沖縄県出身のベース西野拓真、都内出身のキーボード田村麻実の5人組。女性3人、男性2人という組み合わせで、普段はドラムセットを叩いているA-yaも当日は、アコースティック・ライブに合わせてボックス型パーカッションのカホーンで登場。楽しいトークで会場を盛り上げました。

　当日は、台風13号が接近し、雨が強くなる中、「アンコール」の拍手も続き、ライブが終わってからはCDやサインを求めるファンが行列をつくりました。中にはCDジャケットと同じデザインのオフィシャルTシャツを購入し、早速、着用してメンバーと記念写真におさまるファンもいらっしゃいました。地元ケーブルテレビのJCNコアラも会場の様子を取材。近日中に放送される予定です。

　駅ライブは、平成17年10月から市と駅コンサート実行委員会が協力して行ってきた「駅コン」が昨年10月で終了、これを引き継ぐ形で、翌11月から「TXグランドアベニューおおたかの森」内のフードコート（270席）で開催されているもので、チャージ料無料の人気のライブです。主催は、流山おおたかの森駅ライブ実行委員会（宮原哲也委員長）です。実行委員会では、駅ライブ1周年を前に記念ライブなども視野に秋からの企画を練っているそうです。

　次回の駅ライブは、「あずま まどか　ギター弾き語りライブ」。10月4日土曜日17時からと19時からの2ステージです。日常生活のふとした情景を独特の表現でシンプルに詩にこめ、ロックでポップなメロディーを奏でるシンガーソングライターあずままどか。だれかのことを想って綴るその歌は、聴く人の心を暖かくし、元気にしてくれると若者を中心に人気です。真心こもったロック「マゴコロック」をお楽しみください。入場無料、申込不要。お問い合わせは、（

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