「認知症を学ぼう!〜自分のために、そして地域のために〜」
更新日 平成25年3月25日


予防のための生活習慣なども紹介

[画像]参加された市民の皆さん(70.4KB)

 3月16日(土曜日)、生涯学習センターで「認知症を学ぼう!〜自分のために、そして地域のために〜」が開催され、187人の方が参加されました。平均寿命が80歳を超えたわが国では、認知症の方は全国で300万人を超え、65歳以上の高齢者の10人に1人が患っているといわれるほど身近な病気になっています。しかし、認知症になったからといっても、何も分からなくなってしまうわけではありません。周囲の人が認知症を正しく理解し、支えることで、認知症の方が住み慣れた自宅で生活を続けることができます。この講演会は、認知症への理解を深めるとともに、認知症予防のための生活習慣などを学んでいただくことを目的として開催されました。


[画像]流山市医師会会長・大津直之先生(66.8KB)

 第1部「正しく知って、みんなで支える」では、向小金クリニック院長で流山市医師会会長である大津直之医師から、認知症という病気についての理解と、接し方の基本について講演していただきました。クリニックでの診療に加え、自宅で療養している方への訪問診療を行っている経験に基づいたお話で、参加した方からは、「認知症は記憶障害だと分かった」「みんなが勉強すべきことだと思った」という感想が聞かれました。


[画像]会場に質問する宇良千秋研究員(54.7KB)

 第2部「認知症を予防しよう!」では、東京都健康長寿医療センター研究所の宇良千秋研究員からご講演いただきました。認知症を完全に予防する方法はまだ確立されていないものの、認知症の発症を遅らせることについては様々な研究が進められていることを紹介していただきました。また、認知症の危険因子を抑えるための食事や生活習慣などについて、クイズから始まり、時折ユーモアを交えながらの楽しいお話で、会場の参加者が拍手したり、笑ったりと一体感あふれる講演で盛況のうちに終了しました。


[画像]ロビーでのパネル展示(68.5KB)

 講演のほか、市内に4か所設置している地域包括支援センターを紹介するコーナーを、会場ロビーに設けました。地域包括支援センターは、高齢者の介護や福祉に関する相談窓口として設置しているものです。センターの活動を、パネル展示やセンター職員による説明によりPRし、多くの方が足をとめて見入っていました。



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