子どもたちが冬休みに入ったことを受け、流山市青少年指導センターは、駅や公園などで夜間パトロールを強化しています。12月27日（木曜日）には、安全で安心して暮らせる地域づくりや子どもたちの健やかな成長を願って地道なボランティア活動を続けている青少年補導員の皆さんが寒空の下、徒歩でパトロールを行いました。この日は、市教育委員会の補導員と、流山警察署のパトロール隊が合同で街頭活動を行いました。

  この日、一緒に同行させていただいたパトロールは、南部中学校区の青少年補導員の皆さん。流山警察署や教育委員会、パトロールの方々らがふたつのグループに分かれて午後7時30分、市役所を出発。平和台駅周辺などを赤色灯や青色灯の警棒を手に揃いのコート等でパトロール。途中、自治会の自主防犯パトロール隊の皆さんとすれ違ったり、消防団の火災予防を呼び掛ける声が聞こえたりと、ボランティアの皆さんによって地域が守られていることを実感しました。

  この夜の気温は0度近くと寒かったのですが、公園では自転車を止めて、トランプ遊びに興じている男子生徒らもいて、補導員の皆さんは「遅くならないうちに帰りなさい」とやさしく語りかけます。流山署生活安全課では「年末年始は子どもたちも休みで気がゆるみ、事件・事故に巻き込まれる可能性が大きくなります」と、こうした活動の重要性を訴えていました。

  今回の警察と市教委の「合同パトロール」に先立ち、12月11日（火曜日）には、流山おおたかの森駅前都市広場でボランティアなど約140人が集まり、年末年始特別警戒取り締まり出動式が行われました。一日警察官を務めた江戸川大学メディアコミュニケーション学部4年の湯浅知里さんや井崎市長らが式典の後、パレードに出発し、防犯や交通安全を呼びかけました。

  流山市青少年指導センターの補導員は、8中学校区でボランティア活動を続けられている市民の方々が93人、市内小中高校の教員が33人の合計126人で青少年の健全育成のために活動を続けています。青少年指導センターは、流山市生涯学習センター（TX流山セントラルパーク駅徒歩約3分）の2階にあります。ご相談・お問い合わせは、お気軽に流山市青少年指導センター電話04-7159-5400へ。

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