青木研スペシャルアンサンブル
更新日 平成25年7月16日


ワークショップも開催

[画像]青木研スペシャルアンサンブル(71.5KB)

  7月14日(日曜日)、流山市生涯学習センターで「青木研スペシャルアンサンブル」が行われ、多くのデキシーランドファンが詰め掛けました。芸術文化振興基金の助成を受けて開催している第3回流山ジャズフェスティバルの一環として開催されたもので、前日の13日(土曜日)には、青木さんをはじめ原さとしさん、吉原聡さんらによるバンジョーワークショップも行われました。


[画像]バンジョーの青木研さん(38.1KB)

  バンジョーの青木研さんは、流山市立八木北小、常盤松中と、流山出身のミュージシャン。東葛高校在学中より都内ライブハウスやホテルパーティーなどで演奏。高校卒業と同時に「デキシーキャッスル」に参加。バンジョーフェスティバル、長野オリンピック、NHKみんなのうた、世界の快適音楽セレクション、オランダのブレダジャズフェスティバル、ハンガリーのジャズフェスティバル、カリフォルニアのバンジョー大会にヘッドライナーとして出演。日本では数少ない、ソリストとして演奏することのできるバンジョー奏者です。


[画像]バンジョーの有田純弘さん(35.9KB)

  同じくバンジョーの有田純弘さんは、ギター、バンジョー、マンドリンなど多くの弦楽器を弾きこなすマルチ・アコースティック・ミュージシャンです。関西で活動後、1984年渡米。翌年、全米 ナショナル・ブルーグラス・バンジョー・チャンピオンシップ で優勝。バークリー音楽大学卒業後、ボストンを拠点に、ジャズ、ブルーグラス、民族音楽と、様々なジャンルで活躍。海外の有名アーティストと共演多数。日本では中西俊博、coba、槇原敬之、小野リサのサポートの他、ゆず、福山雅治等のレコーディングにも参加されています。


[画像]クラリネットの花岡詠二さん(33.5KB)

  クラリネットの花岡詠二さんは、日本を代表するクラリネット・プレーヤーです。 ベニー・グッドマン・スタイルのスイング・コンボ「花岡詠二スヰング・オールスターズ」をメインに、コンボからオーケストラまで様々なスタイルのグループを編成。スイングする明るい演奏です。オランダで開催されているブレダ・ジャズ・フェスティヴァルに毎年招聘。ヨーロッパ、アメリカなど数々のフェスティバルに出演されています。古典落語にも造詣が深く話術も巧み、ユーモア溢れるお人柄で、終演後、宮園ジャズ楽会の皆さんとの会では、落語やピアノ即興まで披露してくださいました。


[画像]ウッドベースの小林真人さん(71.7KB)

  ウッドベースの小林真人さんは、早稲田大学ニューオリンズジャズクラブでベースを始め、三上和彦のグループでプロ入りスタート。1983年サクラメント・ジュビリー(故)マキシン・サリバンのサポートを受け持ち、1988年外山喜雄とディキシーランド・セインツに参加されました。1993年にフリーとなり、現在は 北村英治のグループに在籍。1996年から3年間オランダプレタジャズの出演。スタイルに関係なくスイングするベースマンを心掛けています。


[画像]ピアノの山本琢さん(73.1KB)

  ピアノの山本琢さんは、1985年頃からプロ活動開始。1989年に渡辺正典とキングクレオールに参加。主にディキシーランドジャズを演奏。その他モダンジャズ、サルサのバンドなどで活動。1990年メキシコ、キューバに遊学。現地のミュージシャンと共演するなどし交流する。帰国後はラグタイム、ストライド、スイングスタイルのピアノの研究に意欲的に取り組み、2002年から花岡詠二スヰングオールスターズに所属されています。


[画像]ドラムの竹内武さん(33.8KB)

  ドラムの竹内武さんは、2003年花岡詠二グループでプロデビュー。2004年渡米。ルイ・ベルソンコンサートにアシスタントとして同行。Louie Bellson Heritage Daysに出演。ルイ・ベルソンとのドラムデュオで好評を博す。現在は花岡詠二グループを初め、様々なジャズメンと活躍する傍ら、ヤマハ学校音楽講師として指導も熱心に行っています。これまでに花岡詠二グループ、後藤雅広グループ、五十嵐明要グループ、森寿男とブルーコーツ等に参加されています。


[画像]トランペットの二井田ひとみさん(57.4KB)

  トランペットの二井田ひとみさんは、武蔵野音楽大学卒業。第24回新人演奏会出演者オーディション金管楽器部門優秀賞合格、同新人演奏会出演、東京ニューシティ管弦楽団と共演。大学時代に国立音楽大学NewTide Jazz Orchestraに所属し、 第40、41回YAMANO BIG BAND JAZZ CONTESTで最優秀賞受賞。これまでに山下晴生、戸部豊の各氏に、室内楽をロジャー・ボボ氏に師事。ウィーンフィルハーモニー首席トランペット奏者、ハンス・ペーター・シューのマスタークラスを受講された若き実力派です。


[画像]前日に行われたワークショップ(16.4KB)

  前日には、初めてバンジョーに触れる人でも大丈夫というワークショップが行われました。小学生から中高年者まで幅広い層の方々が参加されました。指導は、青木研さんをはじめ原さとしさん、吉原聡さんの3人。色のシールをバンジョーに貼って、楽譜の色と同じところを押さえるという方法で「上を向いて歩こう」や「大きな古時計」などを午前中に練習し、午後からは受講生による発表会やミニコンサートが行われました。夏休みには、猪俣猛さんによるリズムワークショップなども流山市生涯学習センターで開催されます。お問い合わせは、流山市生涯学習センター04−7150−7474へ。


[画像]ワークショップのようす(74.1KB)

  流山市内での次回の青木研さんのコンサートは、8月31日(土曜日)10時30分から流山市文化会館で、乳幼児が泣いても、歌っても、踊っても、客席もステージも気にしない約束の「子育てコンサート」が予定されています。対象は、乳幼児から大人までですが、演奏曲など構成は育児中の方のための内容となる予定です。入場無料。申込不要(先着820人)。お問い合わせは、流山市文化会館04−7158−3462へ。



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