平成27年2月26日（木曜日）、市民活動推進センターで、市内NPO法人や法人設立目指している団体を対象とした「税務・会計講座」が開催され、7団体12人が参加しました。講師には虎の門会計グループの代表を務める佐々木健一公認会計士を迎え「決算に向けた事業報告書等の考え方・作り方」をテーマとして講義が行われました。

   NPO法人の会計は「NPO法人会計基準」に基づいて作成することで、会計報告の質を高め、信頼と支援を得られやすくなるメリットがあります。講義中も「複数年度にまたがる事業の場合、どのように計上したらいいか」や「貸金がある場合、決算時には収入・支出欄に計上するべきか」など、運営の参考となる具体的な質問があり、佐々木講師によりわかりやすい回答なされました。終了後のアンケートにおいても「大変勉強になった。」「NPO法人の活動は明確さが重要だと改めて感じた。」「NPO会計特有の会計処理は面白かった。」などの感想がありました。

   また、講義終了後も居残って講師に質問するほど熱心でした。受講者に次回のパワーアップ講座の希望テーマを聞いたところ「もう少し初歩の収支報告から、貸借対照表・損益計算書・財務諸表の作り方を講義してほしい。」「基になる複式簿記のポイントだけを簡単に解説する講座を実施してほしい。」など、もっと初期の会計処理講座を望む声もありました。市民活動推進センターでは、これからも団体運営に結びつく講座や研修を企画します。お問い合わせは、市民活動推進センター電話04−7150−4355へ。

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