民話の読み聞かせとおもちゃ病院
更新日 平成27年2月9日

[画像]日曜情報センターで開催(74.3KB)

 平成27年2月8日(日曜)、流山おおたかの森ショッピングセンター内の日曜情報センターで、流山に伝わる民話の読み聞かせと、壊れたおもちゃを修理するおもちゃ病院が開催され、たくさんの親子が訪れました。どちらも毎月実施している定期開催で、おもちゃ病院は10時から14時まで、読み聞かせは13時30分から14時に実施しています。


[画像]流れてきた山(75.0KB)

 読み聞かせをしたのはNPO法人ながれやま栞の皆さん。同法人では、子どもの読書推進のための活動を行っており、読み聞かせ活動は日曜情報センターのほか、図書館や小学校などでも実施しています。今回お話した民話は、流山の地名の由来ともいわれる「流れてきた山」と、鰭ケ崎の東福寺にまつわる「目つぶしの鴨」の二つ。集まった約10組の親子の前で、はっきりと聞き取りやすい声で、子どもたちに語りかけるように読み聞かせました。


[画像]目つぶしの鴨(67.9KB)

 「流れてきた山」の絵は2年ほど前に小学校で民話の読みきかせをした時に作りました。高さが約1メートルと大きく迫力のある絵は、会員の育野悠紀さん(南流山)が描き、色を皆さんで手分けして塗りました。絵の両端の軸を巻きとると、物語の場面に応じて絵がどんどんと転換し、絵に動きが感じられる仕掛けになっています。「目つぶしの鴨」は紙芝居の形式で、平成19年度に県が実施した「民話駅伝inちば」のときに作り、それ以来ずっと使われています。会長の佐藤奈津代さんは「民話は子どもだけでなく大人も楽しめますので、学校などでのプログラムが合えば、これからも民話の読み聞かせを続けていきたいです」と話しました。


[画像]おもちゃを修理するドクター(75.4KB)

 流山おもちゃ病院では、この日だけで30件ほどのおもちゃの修理依頼がありました。プラレールやオルゴール、ラジコンなどさまざまなおもちゃが持ち込まれましたが、8割方はその日のうちに修理し、持ち主のもとへと返すことができました。ショッピングセンターという場所がら、来た時におもちゃを預け、買い物などを終え、帰るときに受け取る方が多いそうです。


[画像]修理したおもちゃ(75.2KB)

 現在おもちゃを修理するドクターは32人。日曜情報センターのほか、クリーンセンターや公民館などで月15回ほどおもちゃ病院を開催しています。代表の濱野信夫さん(平和台)は「その場で修理しきれないおもちゃは家に持ち帰って作業しています。会員はみな機械いじりが好きですが、ドクターを続けているのはやっぱり子どもの喜ぶ姿が見たいから。直したおもちゃを渡した時の子どもの笑顔は何よりの喜びです」と目を細めます。おもちゃ病院の開催状況はホームページでご覧ください。



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