平成27年1月30日(金曜)、第321回サロンコンサートが市役所1階ロビーで開催されました。今回のテーマは「オペラ〜魅惑の時への誘い〜」。新春にふさわしく、男声にはゲストを迎えてオペラの名曲全5曲が演奏されました。

　今回一番の聴きどころは、ヴェルディ作曲の「リゴレット」より いつかあなたに会ったときから ではないでしょうか。有名な四重唱を、マッダレーナ役に里舘雅江さん、ジルダ役に了寛明日香さん、マントヴァ侯爵役に冨田裕貴さん、リゴレット役に上野裕之さん、ピアノ掛札文香さんでドラマチックに演奏されました。その華麗さゆえに敷居が高いと思われがちなオペラですが、サロンコンサートでは物語のストーリーや見どころを司会の板倉寿美子さんが分かりやすく解説していました。

　市内からお越しの女性は「雪が降りましたが、オペラと聞いて以前から楽しみにしていたので、今日は頑張って来ました。」とお話しくださいました。また、客演でテノールの冨田さんは「初めて流山市役所で演奏しましたが、お客様が近く、とても温かく感じました。」とおっしゃっていました。同じくバリトンの上野さんも「雪の中をみなさんお越し頂いて嬉しいです。また演奏したいですね。」とお話しされていました。

　次回のサロンコンサートは2月27日(金曜)12時15分からです。「日本人の心の歌〜四季の色を感じて〜」と題して、童謡から現代の歌まで全8曲をメゾソプラノ・オーボエ・ピアノでお送りします。ぜひご鑑賞ください。また、毎月最終金曜に開催しているサロンコンサートですが、4月は選挙が予定されるため、日程を変更して4月30日の木曜日に開催します。こちらもどうぞお楽しみに。

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