ぐるっと流山 女子車いすバスケットボールオランダ代表チームの歓迎式典を開催


ページ番号1020662  更新日 平成31年2月13日


日本代表選手たちとの交流試合や車いすバスケの体験会を実施

[画像]写真:歓迎式典で挨拶するToineマネージャー(70.8KB)

 平成31年2月8日(金曜日)、流山市役所で女子車いすバスケットボールオランダ代表チームの歓迎式典が行われました。
 流山市は、平成28年6月に2020東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンとして登録され、バレーボールや卓球、車いすバスケットボールなど複数の競技の事前キャンプを行うことで基本合意しています。今回は、2月15日から行われる「2019国際親善試合女子車いすバスケットボール大阪大会」に向けて、代表選手団がキッコーマン アリーナを拠点に事前キャンプを行います。

[画像]写真:市内の学生から横断幕をプレゼントされる参加者(70.8KB)

 選手たちを歓迎する式典には、市内公立小・中学生などが集まり、選手たちへ応援幕や記念品が贈呈されました。式典の中、井崎市長からは「オランダ選手の皆さんを迎え入れることができ大変喜ばしく思います。流山市でのキャンプと大阪大会での成功を願っています」とあいさつがありました。

[画像]写真:オランダ対日本の親善試合(70.5KB)

 式典を終え、会場をキッコーマン アリーナに移した選手たちは、日本代表選手との交際親善試合に向け、ウォーミングアップを開始。試合の様子は一般の方々にも公開され、2月8日は約600人の方がキッコーマン アリーナに訪れました。
 車いすバスケは10分間×4クォーターの40分間で行われます。tip offから試合が始まり、序盤からオランダチームのペースで試合が展開されました。

[画像]写真:シュートを打つオランダ選手(38.9KB)

 ハーフタイムには流山おおたかの森高校チアリーディング部が会場を盛り上げます。部長の石川愛弓さん(2年)は、「とても緊張しましたが、会場の皆さんが一緒になって盛り上げてくれてとても楽しかったです。ぜひ、次の機会も参加したいです」と笑顔で話してくれました。
 40分間の白熱した試合の末、61対51でオランダチームの勝利。試合観戦に訪れた、男子車いすバスケットボールチーム「NO EXCUSE」所属の森紀之さん(47歳)は、「オランダ選手たちのスタートが非常に良く、さすが世界選手権で優勝したチームだと感じました。日本の選手たちも、10点差まで追いつくことができ非常に見ごたえのある試合でした」と感想を語ってくれました。

[画像]写真:ディフェンスの上をいくオランダ選手のシュート(39.1KB)

 試合を終えて、オランダ代表のヘルトヤン・ファンデアリンデン監督は、「時差の影響はまだあるが、今日の試合は選手全員が参加でき、とても良い形で終えることができた。流山市でのキャンプも、宿舎や体育館も充実しているだけでなく組織的に迅速なサポートをしていただき、感謝しています」と話してくれました。
 また、ユリア・ファンデアスプロンフ選手(No.8)は、「昨年の世界大会から久しぶりの試合でしたが、みんなで試合を運ぶことができ、とてもよかったと思います。会場の皆さんも、拍手などで試合を盛り上げてくれてとても満足した試合でした」と笑顔で語ってくれました。

[画像]写真:ディフェンスを置き去りにするドライブ(63.6KB)

 翌日にも行われた親善試合には、約1,200人の方がキッコーマン アリーナに集まりました。市内で活躍するミニバスの選手たちがオランダ代表選手たちと日本代表選手たちをハイタッチで出迎え、試合開始。オランダ代表のゴール下へのパスやドリブルが冴え渡り、結果は65対43でオランダチームの勝利で親善試合を終えました。
 初めて車いすバスケの試合を観戦した松ケ丘からお越しの山田明正君(東小4年)は、「初めて車いすバスケを見ましたが、とても迫力があって格好よかったです。また試合を見てみたいです」と話してくれました。

[画像]写真:車いすバスケ体験に参加した子どもたち(71.1KB)

 試合後には、オランダ代表選手たちとの車いすバスケの体験会が行われました。競技用の車いすにはブレーキが無いので、車輪の横でスピード調整をするなどの説明があり、いよいよボールを持ってシュートに向かいます。コーンをジグザグに避けるのも難しい様子で、三輪野山からお越しの村木奏太君(流山北小4年)は、「ちょっと油断すると変な方向に曲がってしまうので難しかった。シュートもぜんぜん届かなかったし選手の人たちはすごいと思いました」と話してくれました。

[画像]写真:オランダ選手と記念撮影する美月ちゃん(45.5KB)

 車いすに乗って選手たちと交流する冨嶋美月ちゃん(3歳)は、家族と一緒に茨城県かすみがうら市から初めて流山市を訪れました。リハビリをしている病院の方から今回のイベントのことを知り、参加してくれたとのことで、「選手のみんなとてもやさしくて格好良くてきれいだった。また応援しに来たいです」と笑顔で話してくれました。
 オランダ代表選手たちは、2月13日まで流山市で事前キャンプを行い、2月15日に開催される2019国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会に挑みます。


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