ぐるっと流山 ギャラリーガラス展示「和布で作る美しい小物〜阿久津さんの手仕事〜」


ページ番号1019697  更新日 平成30年10月13日


[画像]写真:展示の様子(32.5KB)

 平成30年10月30日(火曜日)まで、森の図書館ギャラリーガラス展示ケースで、若葉台在住の阿久津清子さんによる作品展「和布で作る美しい小物〜阿久津さんの手仕事〜」が開催されています。阿久津清子さんは、昭和4年に栃木県の農家の二女として生まれました。家業の農業に従事しながら和裁を学び、また祖母からは木綿の糸づくりと機織りを学んだといいます。戦前の日本の農村では都市部と違い、まだほとんど自給自足の生活だったそうです。

[画像]写真:阿久津清子さん(32.7KB)

 阿久津さんは、戦後、東京で主婦として生活していましたが、流山市に引っ越してきてから、趣味で和裁や機織りを始めました。頼まれて古い着物をミニ着物にリフォームしたのを機に、いろいろな小物を作り始めたそうです。今回展示されている作品は、金魚、野菜、動物や鳥、つるし雛、着せ替え人形、おくるみ人形、などです。金魚は、展示開始の前日に追加で作成されました。

[画像]写真:布を使用した野菜の作品(41.4KB)

 また、60代の頃、福島県昭和村で合宿してからむし織りを体験・習得し、翌年には東京農業大学繊維博物館で、藍染を学びました。今回の展示作品の中には、からむし織りや和紙で織った織物(書道紙を横糸にして織ったもの)、裂き織(古くなった着物や布を細かく裂いてつなげ、それを横糸にして布を織ったもの)などの織物も、たくさんの小物と一緒に展示されています。来館された方々も、熱心に作品を鑑賞し、小さなお子さんからは「おくるみ人形がちっちゃくてとてもかわいい」「細い部分まで細かくできてすごい」など感想が聞かれました。

[画像]写真:布などで作られたうさぎの作品(40.5KB)

 阿久津さんは70歳の時には、明るい地域社会の創造に大きく貢献された個人や団体を表彰する、流山市「ふるさとづくり功労賞」を受賞しています。それから、松戸市の小学校の生活科の授業で木綿糸づくりを教えたりし、西初石小学校では縄ないを教えたりと活躍しています。

[画像]写真:展示の様子(30.7KB)

 展示は10月30日(火曜日)まで、9時30分〜17時に開催しています(月曜休館、30日は15時まで)。詳細は、森の図書館(電話04-7152-3200)にお問い合わせください。


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